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証言 戦後日本経済―政策形成の現場から

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  • サイズ B6判/ページ数 365,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000233347
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C0033

内容説明

傾斜生産方式による戦後復興、国民所得倍増計画、高度経済成長、石油ショック、経済大国化、バブルとその崩壊、「失われた一〇年」、構造改革問題…。本書は一九四七年に経済安定本部に採用されて以来、経済審議庁、経済企画庁と名称は変わりながらも常に経済政策形成の第一線で活躍してきた官庁エコノミストが語る、戦後日本経済についての貴重な証言である。

目次

「経世済民」の志
経済政策形成の現場入門
経済復興期―“傾斜生産”から自立経済へ
米国留学と国連出向
「国民所得倍増計画」の歴史的意義
高度成長の「光と影」
石油ショック―国際協調の時代へ
国際収支黒字とその処理
「構造改革」の波
「失われた一〇年」を問う
経済知識の国際的交流
新世紀のエコノミストへの期待

著者等紹介

宮崎勇[ミヤザキイサム]
1923年生まれ。43年東京帝国大学経済学部入学、同年学徒動員。45年復学。47年同学部卒業、経済安定本部に入る。80年経済企画庁事務次官で退官。82年大和證券経済研究所(現大和総研)理事長。95年経済企画庁長官(村山内閣)。96年大和総研特別顧問、2004年同名誉顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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手押し戦車

8
戦後の傾斜生産方式による戦後の供給復興をし有り余る需要を短期間で埋めてしまった。経済が占領下から独立し一本立ちした時に国民所得倍増計画を打ち出し国民主体の民主主義政策を実行し日本を高度成長に持って行った。国がどう有るべきかと言うことが先に有るのでは無く個人の生活を良くして行きその上で国の政策はどう有るべきかを論じていた。経世済民の政策で国民個人個人の政策をやってきた結果復興が出来た。現在の政策は国はこうだから国民も痛くて当たり前、犠牲政策になっている。今こそ温故知新戦後の政策を謙虚に受け入れる時期だ。2014/09/19

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