公害から福島を考える―地域の再生をめざして

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  • サイズ B6判/ページ数 203p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000229487
  • NDC分類 543.5
  • Cコード C0036

出版社内容情報

公害・環境問題を研究してきた著者による、公害研究の蓄積から福島復興の方向性を展望する意欲的取り組み。

内容説明

東京電力福島第一原子力発電所の事故から五年、その復興は依然として進んでいない。なぜか。政府の復興政策には、事故によって奪われた「地域の価値」や「ふるさとの喪失」をはじめ、被害を総体的に捉える視点が抜け落ちている―。公害・環境研究の専門家である著者が、原子力災害特有の問題を踏まえつつ、人間の生命や健康のみならず地域の生活環境やコミュニティの喪失をも伴う公害問題との共通性を明らかにし、福島復興の方向性を展望する。

目次

公害から福島を考える―本書の三つの視点
第1部 福島原発事故と住民、地域社会(福島原発事故による被害の実情―住民の大規模な避難と地域社会の被害;原発事故が突き付けた「地域の価値」―全村避難の飯舘村の事例から)
第2部 公害から環境再生へ(公害の被害と加害―福島原発事故との比較を通じて;公害訴訟から環境再生のまちづくりへ―大阪・西淀川の先進的取り組み;「地域の価値」を再構築する―水俣「もやい直し」の現在)
不均等な復興を越えて―「地域の価値」から福島の復興を考える

著者等紹介

除本理史[ヨケモトマサフミ]
1971年神奈川県生まれ。1999年一橋大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得。一橋大学博士(経済学)。大阪市立大学大学院経営学研究科教授。環境政策論、環境経済学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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壱萬弐仟縁

47
信州風樹文庫より。持続可能な内発的発展への転換(6頁~)。人間と環境との関係性を健全な状態に維持できる社会発展を。福島原発事故も外来型開発(地域外から工場・事業場、公共事業誘致し、それに頼って地域開発を進める手法。環境破壊が自治を侵害し、生活の質を悪化させた)の帰結(7頁)。猛省の結果出てきたのが内発的発展と言えよう。本書では、被害地域復興で地域の価値を軸に、住民主体の地域づくりは維持可能な内発的発展の重要素としている(16頁)。2016/10/21

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