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出版社内容情報
スペインを代表する宮廷画家ゴヤの手紙と彼に関わる文書類を丹念に読み解き、その成功と苦悩の生涯を明らかにする。ここには青年期からボルドーでの最晩年まで大画家の心の動きが克明に綴られている。
内容説明
本書はスペインを代表する画家、フランシスコ・デ・ゴヤ(一七四六‐一八二八年)の現存する手紙を軸として、ゴヤ宛に書かれたさまざまな人物からの手紙、およびゴヤの生涯とその画業に関連する手紙、覚書、公文書の類をほぼすべて網羅したものである。
目次
1 出生と不遇の修業時代―一七四六‐一七七五年
2 カルトン画家としての出発―一七七五‐一七八〇年
3 サラゴーサ事件 義兄との対立と挫折―一七八〇‐一七八一年
4 売れっ子肖像画家に―一七八一‐一七八四年
5 宮廷、アカデミーでの栄達―一七八四‐一七八九年
6 精神と肉体の危機を越えて―一七八九‐一七九四年
7 画壇の頂点に立つ 成熟する絵画と批判精神―一七九四‐一八〇八年
8 戦争と革命、迫害、そして亡命へ―一八〇八‐一八二八年
著者等紹介
大高保二郎[オオタカヤスジロウ]
1945年、香川県生まれ。早稲田大学大学院修士課程修了。マドリード大学留学。早稲田大学文学学術院教授。スペイン美術史専攻
松原典子[マツバラノリコ]
1968年、香川県生まれ。上智大学卒業、早稲田大学大学院修士課程修了。シカゴ大学留学。上智大学外国語学部准教授。スペイン美術史専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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