内容説明
企業は社会的責任(CSR)を果さなければならない―これが現代の企業にとって重要な経営項目になっている。しかし、これまでも企業批判のたびに、CSRが叫ばれてきた。そもそも株式会社は責任の主体になりうるのか。法人とは何かを検証し、CSR論議から浮かび上る株式会社の矛盾を考察して、企業改革の方向性を探る。
目次
第1章 流行する「企業の社会的責任」論
第2章 株式会社の責任
第3章 無責任会社
第4章 法人とは何か
第5章 責任とは何か
第6章 企業犯罪の責任
第7章 経営者の責任
第8章 企業の社会貢献
第9章 株式会社の危機と社会的責任
第10章 責任ある企業にするために
著者等紹介
奥村宏[オクムラヒロシ]
1930年生まれ。株式会社研究家、元中央大学教授、商学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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