出版社内容情報
外科医として多くの患者の生と死を見つめてきた経験を通して,がんの告知,医者・患者関係のあり方,終末期の医療問題,医者の心がけをやさしく語る.人間の生と死のありようを考え,生への希望をもちつづける患者に励まされる.
内容説明
著者は外科医として多くの患者の生と死を見つめてきた。その経験を通して、がんの告知、医者と患者との関係のあり方、終末期の医療の問題、医者の心がけなどをやさしく語る。人間として患者に関わる一つ一つのエピソードから、あらためて人間の生死のありようを考え、生への希望をもちつづける患者の力に強く励まされる。
目次
1 緩和医療との出会い(はじめての医療;外科を選んだわけ;外科医の幸せ ほか)
2 医師と患者の信頼関係(「家族が反対するから」と言うけれど;がんの告知は「愛の告白」と同じ;がん告知のタイミング ほか)
3 緩和医療の現場から(緩和医療の役割;初診から最期まで;病室で患者とビールを飲む ほか)
著者等紹介
堀泰祐[ホリタイスケ]
1951年生まれ。京都大学医学部卒業。外科医。京都警察病院外科科長。専門は乳腺外科、消化器外科、ターミナル・ケア。NPO「Re vid」(乳がん患者支援組織)理事長
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