- ホーム
- > 和書
- > 社会
- > 社会問題
- > マスコミ・メディア問題
内容説明
ミニコミやオルターナティヴ・メディア、インターネットでの相互交流的な情報空間がますます活発化する反面、マスメディア・ジャーナリズムの衰退が顕著だ。本書は、排除され、見えなくされがちな女性、子ども、高齢者、貧困層、障害者、外国人等の視点と声を反映した「オンナ・コドモ」のジャーナリズムの豊富な実践例をふまえ、「ケアの倫理」とともにメディア社会をトータルに活性化するための方法を提起する。理念的考察と実践的提言を有機的に架橋する試み。
目次
第1章 「オンナ・コドモ」とジャーナリズム
第2章 ケアのジャーナリズム試論―情報化時代のマスメディアの「もう一つの倫理」
第3章 米国型自由主義ジャーナリズムの功罪
第4章 「オルターナティヴ・メディア」は公共的か
第5章 ジャーナリズムの仕事と女性
第6章 メディア産業の非典型雇用労働
第7章 「専門職」としてのジャーナリスト
第8章 「公共性」から「連帯」へ
著者等紹介
林香里[ハヤシカオリ]
1963年名古屋市生まれ。東京大学大学院情報学環教授。社会情報学、ジャーナリズム・マスメディア研究。博士(社会情報学)。南山大学外国語学部卒業後、ロイター通信社東京支局記者を経て、東京大学大学院人文社会系研究科修士課程修了、同博士課程中退。東京大学社会情報研究所助手、ドイツ、バンベルク大学客員研究員(アレクサンダー・フォン・フンボルト財団)を経て、2004年より東京大学情報学環助教授(准教授)、2009年より同教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
越部社長
k