延安―革命聖地への旅

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延安―革命聖地への旅

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  • サイズ B6判/ページ数 152p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000222785
  • NDC分類 915.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「長征」の終着地であり革命聖地と謳われる陝西省延安。観光都市としてケータイショップや高層ビルと革命遺跡群が隣接する「聖地」から、人民にとっての革命と建国の意味を考察し、中国の〈いま〉を活写する。著者の新境地をひらく紀行文学の達成。

内容説明

かつて毛沢東が長征の終着地に定め、「革命聖地」と謳われる延安。ゲリラ戦の拠点となった洞窟住居など数々の革命遺跡と、高層ビルやケータイショップが隣接する熱気に満ちた「聖地」から、北京でも上海でもない、中国の「いま」をとらえる。農民や労働者の異質な声が耳に入り、驚愕する風景に身を晒し、もう一つの日本語をひらく。

目次

第1章 洞窟百景
第2章 ひとりは山上にいて
第3章 somebodyの谷底
第4章 百年の明滅、千年の炎
第5章 紅色旅游酩酊記
第6章 人民文学論
第7章 文明家庭の来客
第8章 現代史の曠野へ
第9章 黄土にまみれて

著者等紹介

リービ英雄[リービヒデオ]
西洋出身者としてはじめての現代日本文学作家。1950年、アメリカ生まれ。幼少時は台湾と香港に住む。その後ふたたびアメリカを経由し、1967年にはじめて日本に移り住む。日米往還をくり返し、その間プリンストン大学大学院博士課程修了、プリンストン大学、スタンフォード大学で日本文学を講ずる。1982年、「万葉集」の英訳により全米図書賞を受賞。スタンフォード大学の教授職を40歳直前に辞して、東京に定住。以降、日本語による作家として活躍。1992年、アメリカ人の家出少年をあつかった『星条旗の聞こえない部屋』でデビュー、同作で第14回野間文芸新人賞を受賞。他の作品に『千々にくだけて』(第32回大佛次郎賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ジュースの素

9
あの過酷な風土を日本語で書けるのか、日本とは限りなく異質の風土と声を何とか日本語で綴ってみたと「あとがき」で述べている。リービ英雄はアメリカ人だが日本に住み、日本語で著書を書いている。陝西省の延安は毛沢東も長征の後でこの村のヤオトンに住んだ。革命と革新の聖地と呼ばれるこの地への何度かの訪問でリービはこの地に惹かれた。21世紀の今も黄土の厳しい起伏の村で貧しい暮らしをしている。 バーでは赤色ショーが行われ、まだ毛沢東の頃の時間が流れている。面白い本・紀行だった。2017/08/31

ひろゆき

2
雑誌『世界』連載の紀行文をまとめたもの。中国革命発祥の地、延安への旅。資本主義が爆発的に進展する中国にあって、まだそれほどではない農村の人々の様子と黄土広がる風景。英語と日本語で考える著者の独白が面白い。外人がここまで日本語で表現できるのかと驚嘆する。2015/04/15

林克也

1
自分自身よくわかってはいるが、中国近代史の知識に著しく不足のある私。さっそくエドガー・スノーを読まねば。2020/04/05

hiratax

0
リービ本を次々読んでいる。本書は岩波書店刊行なんだが、リービ英雄は岩波っぽさ、優等生っぽさもある。本人も別場所のエッセイで述懐しているように旧制高校の教養、岩波文庫を端から端まで読んでみる、という世界でもある。2014/04/10

うさえ

0
黒澤映画『七人の侍』のラストシーンが思い出された2008/10/04

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