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内容説明
沖縄歌謡の第一人者、知名定男の自伝。戦後、父と共に沖縄に密航し、天才少年としてデビューして以来、多くのヒット曲を出し、島唄をさまざまに発展させた功績は大きい。多くのミュージシャンに影響を与え、近年はネーネーズのプロデューサーとして活躍するなど、現代沖縄大衆音楽の重鎮が語る沖縄音楽の昭和史。知名定男にしか語れない逸話多数。
目次
第1章 大阪時代―琉球民謡の曙
第2章 セイ小と天才少年―民謡興隆の道
第3章 第一期民謡黄金時代の光と影―天才少年からの脱皮
第4章 第二期民謡黄金時代への胎動―宮古・八重山・マルテル
第5章 第二期民謡黄金時代―若手リーダーとしての自覚
第6章 本土デビューと民謡界―知名定男の栄光と挫折
第7章 民謡協会の変遷―組織と人間関係
第8章 プロデューサーの試練―借金地獄からの復活
第9章 第三期民謡(島唄)黄金時代―沖縄音楽の行く先
著者等紹介
知名定男[チナサダオ]
1945年北九州に生まれ、大阪で育つ。沖縄音楽の歌手、作詞、作曲家、音楽プロデューサー。戦後の沖縄歌謡の第一人者で、現代沖縄大衆音楽のリーダーである。琉球民謡の権威・知名定繁の子として生まれ、子役として活躍。57年に父と共に沖縄に密航し、登川誠仁に師事、12歳の時「すーきかんなー」でデビュー。26歳で「うんじゅが情どぅ頼まりる」を発表し、沖縄音楽史上空前の大ヒット曲となる。78年にはアルバム「赤花」で本土デビュー。沖縄への思いを込めた「バイバイ沖縄」を発表、洋楽とのブレンドを計った。90年代以降、ネーネーズを結成、ザ・フェーレー、鳩間可奈子などのプロデューサーとしても活躍する。95年に再開された「琉球フェスティバル」の総合プロデューサーを務める。島唄をさまざまに発展させ、他ジャンルとの共演などで多くのミュージシャンに影響を与えた。現在、二代目定絃会会主、琉球音楽協会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。