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インド キズツイタブンメイ
インド―傷ついた文明 原書名:INDIA:A Wounded Civilization(Naipaul,V.S.)
ナイポール,V.S.【著】〈Naipaul,V.S.〉 工藤 昭雄【訳】
220p / 19cm / B6判 ポイント: 30 pt ?ポイントについて
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数百年に及ぶ異文化の征服と支配は、文明に決定的な傷を残した。
自立の精神や創造力を失い、古めかしい生活規範と宗教的戒律に、何の疑いも持たず従うことしかできない人びと。
もはや幻影でしかない偉大な過去への依存から逃れる可能性はあるのか。
独立は、新たな空虚と混沌を生んだにすぎないのか。
一九七五年に出された「非常事態」宣言下にあるインドを旅する作家は、ガンディーやナーラーヤンへの鋭い批判も交えながら、父祖の地の病理を真摯に問う。
迫力ある紀行。
第1部 傷ついた文明(古い均衡;砕ける世界)
第2部 国土にたいする新たな権利主張(摩天楼と棟割長屋;穀物を貯えた家)
第3部 思想ではなくて妄想(視野の欠落;総合と模倣;失楽園;再生か継続か)
ナイポール,V.S.[ナイポール,V.S.][Naipaul,V.S.]
1932年、インド系移民の三世として、カリブ海の島トリニダードに生まれる。1950年、奨学金を得て渡英。オックスフォード大学卒業後、創作活動へ。以後、『神秘な指圧師』(1957)、『ビスワス氏の家』(1961)、『自由の国にて』(1971)、『暗い河』(1979)、『到着の謎』(1987)などの小説作品だけでなく、『インド・闇の領域』(1964)、『イスラム紀行』(1981)、『インド・新しい顔』(1990)、『イスラム再訪』(1998)など、新しいスタイルの紀行文学においても世界的に高い評価を得ている。スミス賞、ブッカー賞をはじめとする多くの文学賞に加えて、2001年にはノーベル文学賞を受賞。旧植民地出身の英語文学作家の旗手として、現代文学を代表する作家の一人
工藤昭雄[クドウアキオ]
1930年、青森県板柳町に生まれる。東京大学文学部英文学科卒業。東京都立大学人文学部名誉教授、元学習院大学文学部教授
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