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イスラムサイホウ ジョウ
イスラム再訪〈上〉
原書名:BEYOND BELIEF:Islamic Excursions Among the Converted Peoples(Naipaul,V.S.)

ナイポール,V.S.【著】〈Naipaul,V.S.〉 斎藤 兆史【訳】
岩波書店 (2001/01/30 出版)

363p / 19cm / B6判
ISBN: 9784000221054
NDC分類: 935

価格: ¥3,465 (税込)
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詳細

アラブの伝統のない土地で、イスラム教を受容するということは、文化的・社会的にどういう意味をもつのか。
そして、それはそこに生きるひとりひとりの生に、どのような影響をおよぼすのか。
イスラムと近代科学の融合による技術立国を目指す政府高官、都会で知識階級として身をたてながら村の暮らしを捨てきれない若者、殉教するはずだった戦いの数少ない生き残りである元軍人…。
絶対的帰依を求める宗教と、連綿と受け継がれてきた自分たちの文化とのはざまで葛藤する改宗者たちの姿が、新しい叙述のスタイルとともに活写される。
インドネシアからイラン、さらにパキスタンからマレーシア(下巻収録)へと続く、旅の記録。

第1部 インドネシア―N‐二五〇の飛行(時の人;歴史;改宗者;聖地;村;溶岩層の下;ああ、お母さん!ああ、お父さん!;亡霊たち)
第2部 イラン―アリの正義(被抑圧者財団;ジャフレイ氏の旅;大戦争;塩地;牢獄;殉教者;コム―懲罰者;癌;二つの部族)

非アラブ人でありながらイスラム教を受容し,地域の伝統と絶対的な帰依を求める宗教とのはざまで葛藤する人々.新しい紀行文の開拓者として名高い著者が,彼らの多様な生の物語を通じて揺れ動くイスラム社会の現在を浮き彫りに.

著者紹介

ナイポール,V.S.[Naipaul,V.S.]
1932年、インド系移民の3世として、カリブ海の島トリニダードに生まれる。1950年、奨学金を得て渡英。オックスフォード大学卒業後、創作活動へ。以後、『ビスワス氏の家』(1961年)、『自由の国にて』(1971年)、『ゲリラ』(1975年)、『暗い河』(1979年)、『ア・ウェイ・イン・ザ・ワールド』(1994年)などの小説作品だけでなく、『インド―闇の領域』(1964年)、『インド―傷ついた文明』(1977年)、『イスラム紀行』(1981年)、『インド―新しい顔』(1990年)など、新しいスタイルの紀行文学においても世界的に高い評価を得ている。スミス賞、ブッカー賞をはじめとする文学賞を数多く受賞。旧植民地出身の英語文学作家の旗手として、現代文学を代表する作家の一人

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