アメリカン・ジハード - 連鎖するテロのルーツ

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  • サイズ B6判/ページ数 327,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000220309
  • NDC分類 319.53
  • Cコード C0031

出版社内容情報

アメリカが放った対ソ・ジハードの先兵が、反米の極北へとねじれていった。ベトナム戦争から9.11を経てイラク戦争へ。インド系アフリカ人のムスリムである著者は、アメリカの「闇の奥」から、反米テロのルーツをたどる。抹殺すべき敵を作る冷戦ゲームは終わっていない。植民地主義の暴力がはらまれた近代の病理も。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

singoito2

7
アリギきっかけ。2003年の本だけれど、ガザ地区で市民を巻き込んだ攻撃が続いている現在、本書の意義はいささかも揺るがない印象です。「イスラエル国家は国家である。(略)他のどの国家とも同じく、監視を受けなければならない。単にパレスチナ人やイスラエル人のためばかりではなく、今こそそれにもまして人類全体のためにだ。」P288。また、米国のテロリスト養成に繋がる右旋回を支えたキリスト教右派に関する言及の中で2回(P106,P125)、統一教会の名が上げられている点も見逃せません。一読の価値あり。2023/10/26

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