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岩波講座 哲学〈12〉性/愛の哲学

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  • サイズ A5判/ページ数 305p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784000112727
  • NDC分類 108
  • Cコード C0310

内容説明

存在の根底にあるもの。生/生存のポリティクスの現在と系譜とを問い、性/性愛の新しい問題圏を拓くために近代の外を望見する。

目次

展望 女性、家族、そして性愛の探究へ―宮迫千鶴からの眺望
1 思想史の在庫点検(フィリア・エロース・アガペー;非西洋圏における性愛、性/愛―中国の性の歴史の見られ方から;近代思想における「愛」の虚偽;ダーウィン、フロイト―剥き出しの性/生そして差異の問題)
2 性/愛の問題圏(性・生殖・次世代育成力;家族・親密圏・根拠地―親密圏の脱・暴力化と「自己領域」;性の商品化―性の自己決定とは;老いと介護の倫理)
探究 性/愛はいかにして可能か―エロスの問いを探究する
概念と方法
テクストからの展望

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

袖崎いたる

9
性と性愛。セックスとセクシャリティ。とうぜんそこへと哲学的に入っていくためには、まず惑乱させられることからはじめなくてはならない。ことばをわからなくさせられること。それと思想することの送り主と宛て名の確認ね。知らないうちにぼくはジュディス・バトラー寄りな実践(既成の権力的構制の撹乱可能性のためのファッション概念の再構築)に向かっているのかも、という気づき。2017/09/11

大林ひろし

0
「ダーウィン、フロイト」。フロイト「性欲動」とダーウィンの「種」の問題。性/生における個体差について。2012/11/05

ハニ

0
途中までおもしろかったんだけどなぁ2010/12/24

butterflyonapin

0
売春に関する論文が大変面白かった。大学学部生の議論などにも使えると思います。2010/08/21

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