• ポイントキャンペーン

岩波講座 憲法〈3〉ネーションと市民

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 281p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784000107372
  • NDC分類 323.14
  • Cコード C3332

内容説明

日本国憲法は、ナショナルな連帯を超えて、人類普遍の原理を実現するものなのか。それとも、あくまでネーションという閉じた単位を前提としているのか。多文化主義やマイノリティの権利が主張され、アイデンティティをめぐる境界線が自明でなくなりつつある現在、憲法と憲法学には何が問いかけられているのか。原理的に分析する。

目次

1 国民主権とナショナル・アイデンティティ(国民主権とデモクラシー;社会契約説と憲法;憲法とナショナリズム)
2 共和主義と公共性(憲法と共和主義;憲法と公共性)
3 多文化主義とマイノリティの権利(シティズンシップ論の現在;多文化主義と憲法;フェミニズムと憲法)
4 「自治」を問い直す(連邦制と主権国家;国民主権と「対話」する地方自治)

著者等紹介

杉田敦[スギタアツシ]
1959年生。法政大学。政治理論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。