出版社内容情報
隣接分野の知見を総合し身体の社会的・文化的意味について考察する社会学の新展開.【執筆者】市川浩,竹田青嗣,湯浅泰雄,佐々木正人,竹内敏晴,鳥山敏子,尼ケ崎彬,亀山佳明,樺山紘一,養老孟司,亘明志,布施英利,大澤真幸.
感想・レビュー
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おめるた
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身体と社会学というよりただの身体論のような気がした。イマイチつながりがよくわからなかった。身体論はどれも難しい。そして、これといった王道の考え方がまだ無いのかな?という気がした。2010/11/30
アルパカさん
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タイトルは社会学ながら、哲学や生態心理学あるいは歴史学といった関連諸分野から身体をめぐる論考を集めた一冊。寄稿者は大御所ぞろいで、さながら身体論オールスターズといった趣です。個人的には、冒頭の市川浩論文が自身の「身分け」論をコンパクトに再論していて有用であった。2018/11/21