出版社内容情報
文学の誕生から20世紀にいたるまで，千年の余にわたって脈々と受け継がれてきた文学的営為を今日的視点から幅広い視野のもと叙述する．口承文学，アイヌの文学，琉球・沖縄の文学まで，日本文学を総合的にとらえ，最新の研究成果を集約．第一線の執筆者233氏の協力のもと，新たなる文学史像を提示．ご要望に応えての再刊．
目次
琉球文学総論
おもろと儀礼歌謡
琉歌の展開
組踊から沖縄芝居へ
琉球の和文学と漢文学（和文学；漢文学）
歴史叙述と歴史書
沖縄の近代詩、現代詩
沖縄の小説・演劇史（明治以後の文学；米民政府時代の文学；復帰後）
孤島苦の文学史
徳之島の歌謡の世界
祭祀と歌謡―八重山
渡来宗教者の文学
わらべ歌、子供の文学
琉球言語論
著者等紹介
関根賢司［セキネケンジ］
１９４０年生。静岡大学教授
玉城政美［タマキマサミ］
１９４８年生。琉球大学教授
池宮正治［イケミヤマサハル］
１９４０年生。琉球大学教授
嘉手苅千鶴子［カデカルチズコ］
１９４９年生。沖縄国際大学教授
比嘉実［ヒガミノル］
１９４３年生。元法政大学沖縄文化研究所所長
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