岩波講座現代思想 〈5〉 構造論革命

岩波講座現代思想 〈5〉 構造論革命

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  • サイズ A5判/ページ数 324p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784000105354
  • NDC分類 108
  • Cコード C0310

出版社内容情報

人類史上かつてないほどの激動を体験した20世紀は,人間の知的活動が最も活発に展開された時代でもあった.しかし今日その知的成果にも翳りが見え始め,人類に不安をもたらしている.この20世紀を思想史的に再考するため,現代思想のパラダイムを構成している言語・無意識・構造・システム・情報など主要な問題群を照射する.

内容説明

パリ経由で、軌条を広げた構造主義。死せるフーコー、生けるデリダら、主導者・継承者の轍に立ち会う。

目次

1 構造論の黎明(構造主義の成立;構造と形式―数学的存在へのアプローチ)
2 構造論の展開(誤解されるレヴィ・ストロース―適正な距離、力強い空虚、他者;ディスクールとは何か―ミシェル・フーコーの「考古学」について;円環とその外部―アルチュセール再読;古典との対話)
3 構造主義以後の課題(フーコーの狂気 デリダの狂気;否定と象徴形成;地図の圏域―認識論的装置として)

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