内容説明
食をめぐる問題が多発する今こそ、原点から考えよう。私たちはなぜ、他の生物を殺め、食べ続けなければ生きてゆけないのか。食の安全を脅かしているのは、何なのか、誰なのか。気鋭の科学者による、いのちの講義。
目次
生きることと食べることの意味
狂牛病が私たちに問いかけたこと
食の安全をどう考えるか
著者等紹介
福岡伸一[フクオカシンイチ]
1959年、東京都生まれ。京都大学大学院農学研究科博士後期課程修了。ロックフェラー大学およびハーバード大学医学部博士研究員、京都大学助教授を経て、青山学院大学理工学部化学・生命科学科教授。専攻は分子生物学。著書に『プリオン説はほんとうか?』(講談社ブルーバックス、講談社出版文化賞科学出版賞受賞)、『ロハスの思考』(ソトコト新書)、『生物と無生物のあいだ』(講談社現代新書、サントリー学芸賞社会・風俗部門受賞、2007年新書大賞受賞)などがある。2006年、第1回科学ジャーナリスト賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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