感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
樋口佳之
4
2005年7月刊のこの本の時期には、主役は公安警察だったのだけど、最近は自治体が萎縮(?)して、会場使用を認めないとか、集会を途中で中止させるとか。ソフトな形で、より広範になっているように感じざるを得ない。2015/12/08
Takao
2
2005年7月5日発行。イラクへの自衛隊派兵に反対するビラ配布が住居侵入罪で逮捕されたのが、2004年2月27日。10年を経た今から振り返ってみると、この時期に市民によるビラ配布に対し、逮捕・起訴という形で弾圧が加えられたのは、背後に「何か」があったからではないか。立川反戦ビラ事件は1審で無罪となったが、高裁・最高裁では有罪。市民のビラ配布に対する弾圧にあまり関心を払わなかった多くのマスコミに対し懸念が語られているが、昨今のマスコミの状況を見ると、それが決して杞憂ではなかったと感じた。2015/11/28
新橋九段
1
10年は前の本だが今の状況が改善されているとも思えない。ヘイトスピーチとカウンターでの問題につながっているんだろう。2016/05/25