岩波ブックレット
恐怖の臨界事故

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  • サイズ A5判/ページ数 63p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784000091961
  • NDC分類 539
  • Cコード C0336

出版社内容情報

9月30日,茨城県東海村で臨界事故が起った.臨界とは.事故に至った経緯.どんな放射線・放射性物質がどれだけ放出されたのか.遅れた情報と対策.反省を迫られる日本の原子力行政.緊急報告! いま,原子力をどうするか.

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

どりたま

1
東日本大地震によってもたらされた今回の原発問題。今まで放射能とは、放射性物質とはと言われても説明できなかったのですが、最近のさまざまな説明(特に池上彰の学べるニュース)を聞いているうちに少しは詳しくなりました。この本にも事故後の対策を課題に挙げているのですが、東海村の臨界事故から10年以上たった今でも変わっていない気がする。難しいのはわかるけど、必ず解決しなければいけない問題なので国民みんなで考える必要があると感じました。原発賛成派だったのですが、考え直す必要がある?この本の原子力資料情報室は反対の立場。2011/03/31

かめすけ

0
能登半島地震の際にしきりに報道されていた志賀原発のニュースを見て、福島の事故についても何も知らないなと思い、なるべく専門的な内容でなく初心者向けと思われるこちらを。1999年東海村の「常陽」での臨界事故について、原発のおおまかなしくみや事故の過程、リスクヘッジのなかった体制への批判がある。P24の核燃料サイクルの図を見て、初めて原発がどのようなしくみで運営されているのかを知った。知らないことが原発安全神話につながっているのかもしれない。関東圏で生活し、東京でオフィスワークしている私にとって、2024/03/31

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