17・18世紀大旅行記叢書
世界巡航記

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 407p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784000088466
  • NDC分類 290.9
  • Cコード C0322

出版社内容情報

17.18世紀ヨーロッパには,地球全体をくまなく知り尽くそうとする新しい航海・旅行者が輩出し,「発見」はヨーロッパの独占事業となってゆく.本叢書は海賊,布教者,放浪の元東インド会社職員,国境を越えて活動する自然探究者など多彩な書き手による個性的な作品を収録,第I期と併せて世界史上の独自な運動の実態に迫る.

内容説明

先ずは南海へ、それから東インディーズへ、そして喜望峰を経由して故国へ。航海の開始は1708年、完了は1711年。その内容は注目すべき出来事すべて、特にプナ島とグアヤキルの占拠、アカプルコ行きの船やその他の敵船の拿捕についての日々の記録、アレグザンダー・セルカークが孤島で四年四か月、一人で暮らしていたことの次第、さらに我々が特に南海における航路で見聞したいくつかの交易適地についての簡潔な記述から成る。スペイン側の最良の手書き下図に基づき作成した、全海岸の地図、及び南海交易についての著者の序文を付す。

著者等紹介

平野敬一[ヒラノケイイチ]
1924年生。東京大学文学部卒。東京大学名誉教授。英文学専攻

小林真紀子[コバヤシマキコ]
1947年生。東京大学大学院西洋古典学修士課程修了。フランス語、ラテン語専攻。津田塾大学非常勤講師
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。