出版社内容情報
古代ギリシアから20世紀にいたる3千年の西洋美術の歩みへ,気鋭の美術史家が大胆に切り込み,コンパクトな全体像を描く.概説とは違うヴィヴィドな説明は,知的興味と創造力をかきたて,おのずと「見る眼」をつくる.
内容説明
中世西ヨーロッパの学問や美術の中心は修道院であった。そこに残された数多くの美しいものは、人々の暮らしぶりを知るよすがでもある。また、教会建築を見れば、この時代の主に様式、ロマネスクとゴシックが良く分かる。本書では、中世建築の類型、様式、工法と図像の素材、技法の基礎知識を提供し、中世図像学の主題研究についても糸口を与える。
目次
1 ロマネスクの建築と美術
2 初期ゴシックの建築と美術
3 盛期ゴシックの建築と美術
4 後期ゴシックの建築と美術