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出版社内容情報
ピサの物語作家ルスティケッロがジェノヴァの牢獄にて書き留めたと言われるマルコ・ポーロの幻想の東洋への大旅行記を,豪華写本『驚異の書』(フランス国立図書館蔵)から初めて全訳.絢爛たる挿絵もすべて掲載.
内容説明
ヴェネツィアから中東を経て、クビライ・カーンの宮廷にいたるマルコ・ポーロの大旅行記は、ピサ出身の物語作家ルスティケッロがジェノヴァの牢獄で書きとどめたものと言われ、多くの写本が制作され今日まで伝えられている。本書は、そのなかでも最も絢爛たる彩飾写本『驚異の書』fr.2810(15世紀初頭)より初めて全訳を行ったもので、そのすべての挿絵も掲載。成立以来700年の時を経て幻想の東洋への大旅行記がいま甦る。
目次
「東方見聞録」
ミニアテュールの解説
「東方見聞録」内容目次
『驚異の書』、フランス国立図書館、fr.2810写本
マルコ・ポーロを原典で読む―フランス語版『東方見聞録』訳者あとがき