日本の「自画像」1945~1964

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  • サイズ B6判/ページ数 215p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000082150
  • NDC分類 748
  • Cコード C0072

出版社内容情報

計り知れぬ災禍を生んだ戦争が終わり、悲惨な荒廃の苦難を生き抜こうとする人びとは、伝統と近代の矛盾、都市と地方の位相のずれに直面しながらも日々の営みに奔走した。写真家たちはこの激変の時代に真摯に向きあい、洞察し、記録し、表現の新たな地平をひらくべくさまざまな試みを重ねた。不朽のイメージから新たな視線で描きとられた日本像。

内容説明

本書に収められた151点の写真は、新生日本についての独自のヴィジョンとなっている。添えられたエッセイは、これらの写真が生まれた時期の社会と歴史の魅力あふれる洞察を提供する。本書は、戦後期を日本人写真家の作品によって全般的に捉えなおす初めての試みである。

目次

日本人にとっての戦後
戦後日本の写真を読む
敗戦の余波
伝統と近代のはざまで
新しい日本へ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

大宮透

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大戦後の日本を知る上で必須の写真集。大戦の傷跡と戦後復興への輝きがモザイク状に存在した40年代後半から50年代にかけての日本をうつす写真たちは、あまりにも力強い。復興著しい銀座の町で、かつて国の英雄として祭り上げられた旧日本軍の兵士たちがぽつんと取り残されている情景は、時代の流れの残酷さを強烈に物語る。2011/02/06

hosakanorihisa

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写真を考えるための基本図書10冊、と東京工芸大中野図書館推薦、十冊のうちこれはもっていた。2010/04/04

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