出版社内容情報
物理学の中でも最も美しい理論である相対性理論を,特殊相対性理論から一般相対性理論へと順を追って明快に解説し,相対論的宇宙論の世界にまで案内する.現代宇宙論で活躍してきた著者による待望の教科書・参考書.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
galoisbaobab
14
よく行くカフェのお隣のオジサマたちがコレ系の勉強会のメンバだったのでフムフムと聞き耳を立てていたらちょっとアガってきたので図書館で借りてサラってみた。さすが佐藤勝彦。歴史的な流れとアインシュタインの脳みそをうまく教科書として再現。しかし、真面目に数式を理解しようすると行間が広いので相当筋力がないとゴールにたどり着かないマッスルミュージアムです。2018/08/28
らんまる
1
テンソルの基本計算、およびアインシュタイン方程式の意味などについてざっと勉強した。宇宙論の話は計算が飛ばされまくっていたので、軽く読むにとどめた。解決できない疑問点も二三点あったのでもう一度読みたい。2010/11/02
こめ
0
リーマン幾何学の章は1章分割いてるだけあり、解説が丁寧だと思った。なお、途中計算を省略している場合が多いので、ある程度の計算力は必要。2016/06/17
Sanson
0
アインシュタイン方程式辺りまで昔読みましたが、多様体という単語を知ってるか知ってないかぐらいの時期だったので理解したとは言い難いですまた暇な時にでも読んだ方がいいかも2012/12/31
うki
0
リーマン幾何までがテスト範囲の一部だったので購入、ようやく最後まで読了。後半は他のレビューにもあるように数式の流れが追いにくいが、相対論の概要をつかむのには十分よくまとまっている。2012/03/14