出版社内容情報
大学1,2年の学生を対象に,飛躍的な展開を示した現代生物科学の基本的知識・概念を整理して伝える入門シリーズ.ていねいな分かりやすい記述と,理解を助ける豊富なさし絵で,新しい生物科学の全体像を提示する.
内容説明
あらゆる生命現象を支える遺伝子。そのはたらきを知ることは、生命の多彩な営みを理解するための基礎となっている。本書では、メンデルの法則から分子生物学の新知見まで、“遺伝子のはたらき”をめぐって進められてきた研究の諸成果をわかりやすく紹介する。DNAに刻まれた遺伝情報がどのように読まれ、形質の発現へとつながるのか。遺伝子はどのようにして次の世代へと伝えられていくのか。遺伝子と進化、遺伝子工学などの話題も盛り込んで、現代生物科学のとらえた遺伝子像をていねいに解説した大学1、2年生向けのテキスト。
目次
第1章 遺伝・遺伝子・染色体
第2章 遺伝物質
第3章 遺伝子の発現
第4章 変わりゆく遺伝子
第5章 遺伝子操作