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岩波科学ライブラリー
太陽は23歳!?―皆既日食と太陽の科学

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  • サイズ B6判/ページ数 109,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000075008
  • NDC分類 444
  • Cコード C0344

出版社内容情報

神秘的で壮大な皆既日食は、人類が経験できる最も美しい天体現象だ。世界中で10回以上も皆既日食を観測した太陽物理学者が、日食の仕組みと魅力、最新の宇宙科学が解明しつつある活動的な"青年"太陽の姿に迫る。

内容説明

神秘的で壮大な皆既日食は、人類が経験できる最も美しい天体現象だ。世界中で10回以上も皆既日食を観測してきた太陽物理学者が、豊富な体験談を交えながら日食の仕組みと魅力を語り、最新の宇宙科学が解明しつつある活動的な「青年」太陽の姿に迫る。

目次

1 皆既日食のドラマ
2 日食の科学と歴史
3 母なる太陽の姿
4 太陽活動と黒点
5 躍動する青年太陽
6 太陽の一生
7 地球環境と太陽

著者等紹介

日江井榮二郎[ヒエイエイジロウ]
東京大学名誉教授、国立天文台名誉教授、明星大学名誉教授。1931年東京生まれ。53年東京大学理学部物理学科卒。55年同大学院修士課程修了後、東京天文台(現・国立天文台)に入台し、92年まで太陽物理学を研究。その間、乗鞍コロナ観測所長などを務めながら、幾度も皆既日食観測に出張し、コロナ・彩層を観測。92年明星大学教授、学長を経て2002年退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

禿童子

13
2009年現在で太陽についてわかっていること、わからないことを知るためにベストの本でした。1958年の南太平洋スワロフ島の皆既日食観測を振り出しに乗鞍コロナ観測所長へと、太陽を追いかけた学者人生(今年87歳まだ活動中)。コロナ温度200万度の謎、太陽活動周期11年、2006年打ち上げられた太陽観測衛星「ひので」の観測データによる新発見など、素人にもわかりやすく109ページにまとめた中身の濃いブックレットです。すべての天文・宇宙ファンにおススメします。2018/11/17

calaf

4
23歳って何の事かと思っていたら、太陽が銀河の中心を回った回数ですか...なるほど、確かにこれが太陽の年齢だ (笑)2012/04/26

千尋

4
太陽が誕生して46億年、多くの恒星と銀河系中心を1回転するのに2億年かかり・・現時点で23回転しています*つまり、太陽はまだ23歳で若い星である事がわかります*太陽の仕組みや皆既日食の魅力等が書かれています**天文学や星が好きな方にオススメの本です**2010/07/04

むとうさん

2
ちょっとキャッチーなタイトルだけど中身はとっても真面目な天文学(太陽)の本。「太陽の年齢は?」ときかれて「50億歳」と答えるのが常識的反応な気がするけれど…?それ以外にも、「太陽の磁気嵐が届く範囲が太陽系じゃないですか」みたいなちょっと既存概念を壊そうとしている感じの記述が読んでいて面白かった。皆既日食に関しては著者の経験談などがリアルに語られているので迫力満点。やっぱり皆既日食は別格の天文ショーだ。そう考えると、これを読むことによって「金環食ショボいな…」という気持ちになってしまうという問題点も!?2012/05/10

あれたか

1
'09。地球が太陽の周りを一周するのを一年とするように、太陽が銀河系を一周するのを一年とすると、23歳ということらしい。真新しいのはそこだけで他は日食とかよその太陽の本とおんなじことが書かれてる。2011/08/02

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