内容説明
哲学、心理学、言語学、情報科学、神経科学など、さまざまな分野が交差し、ダイナミックに発展してきた“心の科学”。新しい領域を切り拓いた記念碑的な本や、斬新なアイデアで衝撃を与えてくれる本、少し見方を変えると意外なところで“心の科学”とつながる本など、十人の多彩な読み手がそれぞれのとっておきの本を語る。
目次
“心”とは何か
「動物の心」+「ことば」=「ヒトの心」そしてぼくの心は?
思い続けることの不思議―心と身体の倫理学
意識の迷宮
「心を読む」心の科学
臨床神経心理学者が読む“心の科学”
ことばから見た心
言語によって動的に構築される世界
俳句・漢字・自分
地面や空気から「心」について考えることもできる―早わかりアフォーダンス
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
メイロング
2
もう少しこう、手心というか・・・。自分の専門分野だからと全力で行く姿勢はほかのブックガイドでも一人ふたりはいるけど、こういう軍が一斉に槍を並べる陣形みたいだと、つけいる隙がない。最後まで精神分析入門っぽいベタなの出てこなかったなー。 2017/10/21
オランジーナ@
1
難しい内容が多かった。2015/05/16
kikukids
0
心の科学とはなにか?それを知るためのにいろいろな本が紹介されています。心を学ぶことのアプローチは、哲学、文学、心理学、脳科学などなど多岐にわたり、バランスよく取り扱うのがいいのかも知れません。2012/04/16
zeroset
0
本格的に勉強するためのガイドというよりは、エッセイよりの軽い内容。2012/01/11
たらこ
0
動物心理学や神経心理学、脳科学、アフォーダンスなど、あまり馴染みのなかった分野のレファレンス本。特に、言語関係やアフォーダンスに興味を持った。2011/10/27