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認知発達と進化

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  • サイズ A5判/ページ数 217p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784000067812
  • NDC分類 141.5
  • Cコード C3311

出版社内容情報

ヒトはどのように世界を捉え,類人猿や鳥とはどう違うのか? 幼児と大人の認知はどこが違うのか? 認知の比較を通して,その基本構造をモデル化して提示する.また,神経科学の視点も盛り込み,脳と心に多角的に迫る.

内容説明

環境との相互作用は、進化の原動力でもあり、同時に認知発達の基盤でもある。ヒトと他の動物との認知システムを比較することにより、進化の観点からヒトの認知の特徴を浮き彫りにする。認知発達や神経科学の知見からは、概念や知識がどのように表現され形作られるのかをモデル化し、脳と心のメカニズムに多角的に迫る。

目次

1 認知システムの進化(比較認知科学の視点;ヒトの認知の起源―HowからWhyへ ほか)
2 運動の発達(運動発達と人間理解;運動発達の機構 ほか)
3 乳幼児の推理の発達(推理を支える認知の基礎過程の発達;推理の道具の発達 ほか)
4 認知システムの発達(発達過程のモデル化;コネクショニスト・モデル ほか)
5 脳の可塑性と進化(脳の可塑性と発達―非侵襲的脳機能画像法によるアプローチ;脳の可塑性のメカニズム ほか)

著者等紹介

乾敏郎[イヌイトシオ]
京都大学大学院情報学研究科

安西祐一郎[アンザイユウイチロウ]
慶応義塾大学理工学部

友永雅己[トモナガマサキ]
京都大学霊長類研究所

松沢哲郎[マツザワテツロウ]
京都大学霊長類研究所

河合優年[カワイマサトシ]
三重大学教育学部

落合正行[オチアイマサユキ]
追手門学院大学ニンゲンガクブ

牧岡省吾[マキオカショウゴ]
大阪女子大学人文社会学部

定藤規弘[サダトウノリヒロ]
岡崎国立共同研究機構生理学研究所

小田洋一[オダヨウイチ]
大阪大学大学院基礎工学研究科

藤田晢也[フジタセツヤ]
(財)ルイ・パストゥール医学研究センター
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。