出版社内容情報
積分の考え方と計算法を身につけ，さまざまな図形の面積や体積を求めます．そして，これまで勉強してきたことを総動員して，ケプラーの法則から万有引力の法則を導きます．本シリーズ最大のクライマックスです．
内容説明
面積や体積の計算が自由自在になります。ひと味ちがう数学の本。全問解答つきで、とても親切。こんなひとにおすすめ―小学校高学年から中学・高校生のみなさん。子どもに数学を教えてあげたいお母さんお父さん。数学がきらいで一度挫折してしまったみなさん。数学をますます好きになりたいみなさん。
目次
第１章 積分の考え方
第２章 積分の計算
第３章 図形の面積を計算する
第４章 曲線の長さを計算する
第５章 回転体の体積と曲面積を計算する
第６章 重積分の考え方
第７章 平均値の定理とテイラー‐マクローリン展開
第８章 オイラーとベルヌーイ家の数学者たち
第９章 ケプラーの法則とニュートンの万有引力の法則
第１０章 代数学の基本定理
著者等紹介
宇沢弘文［ウザワヒロフミ］
１９２８年鳥取県に生まれる。１９５１年東京大学理学部数学科卒業。現在日本学士院会員、東京大学名誉教授。専攻経済学。著書に『自動車の社会的費用』、『地球温暖化を考える』、『日本の教育を考える』（以上岩波新書）、『ゆたかな国をつくる―官僚専権を超えて』、『宇沢弘文著作集―新しい経済学を求めて』（全１２巻）、『算数から数学へ』（以上岩波書店）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
3
やっと宇沢先生の数学の本を読み終わりました。最後の巻はかなり高度で、ほとんど歯が立たないで、数式関連は飛ばして文章があるところだけを読んでいました。この本は専門的に教えてもらって読みなおすしかないと感じました。題名からすると経済学の応用的なものかと思っていましたが、まるっきり異なって物理学的な分野が多いと感じました。2013/06/29
