出版社内容情報
単純な関数のグラフの傾きを計算することから,微分の考え方を理解します.そして,いろいろな関数を微分する方法を身につけて,関数や曲線をしらべます.微分法を考えついたニュートンの一生もくわしく紹介します.
内容説明
中学1年、2年から高校の高学年のみなさんを念頭に入れながら、数学の考え方をできるだけやさしく解説したシリーズ。本巻では、微分法を解説。
目次
第1章 微分の考え方
第2章 円錐曲線
第3章 二項定理と指数関数
第4章 ニュートンの一生
第5章 関数をしらべる
第6章 極限を計算する
第7章 曲線をしらべる
第8章 曲線を極座標であらわす
第9章 最短距離を求める
著者等紹介
宇沢弘文[ウザワヒロフミ]
1928年鳥取県に生まれる。1951年東京大学理学部数学科卒業。現在、日本学士院会員、東京大学名誉教授。専攻は経済学。著書に『自動車の社会的費用』『地球温暖化を考える』『日本の教育を考える』(以上岩波新書)『ゆたかな国をつくる―官僚専権を超えて』『宇沢弘文著作集―新しい経済学を求めて』(全12巻)『算数から数学へ』(以上岩波書店)
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