出版社内容情報
線形代数を使うと,連立2元1次方程式は計算がかんたんになり,しかもその意味がよくわかります.幾何の問題もらくに解けます.空間幾何や射影幾何,球面幾何の初歩にも挑戦してみましょう.
内容説明
本書は、数学の考え方をたんに知識として理解するだけでなく、数学の考え方を使っていろいろな問題をじっさいに解いたり、また必要に応じて新しい考え方を自分でつくり出せるようになることを目的としている。その内容も、数学の考え方を体系的に説明するのではなく、いろいろな数学の問題をどのような考え方を使って解くかということが中心となっている。一人一人ができるだけ数多くの問題をじっさいに自分で解くことを通じて、数学の考え方を身につけることができるように配慮してある。
目次
第1章 連立二元一次方程式と線形変換
第2章 ベクトルの考え方
第3章 ベクトルと幾何
第4章 回転と直交変換
第5章 円錐曲線を変換する
第6章 線形代数の整理
第7章 回転と複素数
第8章 空間幾何
第9章 射影幾何へのプレリュード
第10章 球面幾何