出版社内容情報
大反響「チョッカン」の第2冊は、小学校の算数が中心。「え?算数??」と、あなどるなかれ。数学の根源は算数にあるのです。ますます快調の「ハタムラ式直観」。目からウロコ請け合いです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ルート
14
1冊目に続き面白かった2冊目。なにか例えを使って数学を説明した方が、わかりやすい。教科書にある公式は、膨大な試行錯誤の結果であって、神からのギフトではない。だから、はじめて勉強するときに公式の暗記をしようとすると、数学の世界へ入られない。以前、野球部男子には、数学を野球に例えて、吹奏楽部女子には、数学を吹奏楽に例えて教えた経験がある。「数学とかけまして、あなたの得意分野と説きます。その心は…」のなぞかけが、もっとたくさんできる人になりたい。2017/11/30
おおにし
10
直観でわかる数学はこの続編から読むほうがよいかもしれない。続編は算数から数学へとテーマが広範囲だ。数の話から加減乗除、正の数負の数、そして平方根、どの章もくどいくらい丁寧に、かつ畑村さん自身の体験に基づくユニークな観点で数学を解説している。数字には気色の良い数字、気色の悪い数字があるという、数の感覚の話は、今まで自覚したことがなかったが、確かに私にも嫌な数字があることに気付いた。また、付録の「答えさがしの法則」は数学を理解する上でとても重要な法則だと思う。2017/02/26
チャック
6
この本と暗算の良書アーサーベンジャミンの「暗算の達人」があれば怖いものはない。2014/02/12
本のブログ
3
意味の分からない記号やルールにも意味はある。必要があって生まれたのだから、必要性を理解すれば納得しやすい。何かを分かるためには大切な考えだと思う。2013/03/25
ろくしたん
2
公式の覚え方が良かった。タイガー式計算機とか。2020/03/02