ファインマンさんベストエッセイ

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  • サイズ B6判/ページ数 322p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000059473
  • NDC分類 404
  • Cコード C0040

出版社内容情報

稀代の物理学者がまたもや語る! 本邦初公開の作品を中心に,数あるエッセイの中でも選りすぐりの名作だけを集めました.縦横無尽,痛快無比のファインマン節は,いつものとおり切れ味バツグン.まさに本領発揮の1冊です.

内容説明

稀代の物理学者がまたもや語る!選りすぐりのエッセイ集。

目次

ものごとをつきとめることの喜び
未来の計算機
現代社会での科学的文化の役割とそのありかた
底のほうにはまだ十二分の余地がある
科学の価値とは何か
リチャード・P・ファインマンによるスペースシャトル「チャレンジャー号」事故少数派調査報告
科学とは何か
世界一、頭のいい男
「ワン・ツー・スリー、ワン・ツー・スリー」
リチャード・ファインマン、宇宙を築く
科学と宗教の関係

著者等紹介

ファインマン,リチャード・P.[Feynman,Richard P.]
1918-1988。アメリカの物理学者。マサチューセッツ工科大学、プリンストン大学を卒業。コーネル大学教授、カリフォルニア工科大学教授を歴任。1961年、ノーベル物理学賞を受賞

大貫昌子[オオヌキマサコ]
翻訳家。アメリカ、カリフォルニア州在住。おもな訳書に『ご冗談でしょう、ファインマンさん』、『生命の多様性』(以上、岩波書店)、『カオス』(新潮文庫)、『アインシュタインの部屋』(工作舎)ほか多数

江沢洋[エザワヒロシ]
学習院大学理学部物理学教室・教授。おもな著訳書に『量子力学I、II』(共著)、『くりこみ群の方法』(共著)、『だれが原子をみたか』、『物理法則はいかにして発見されたか』(R.P.ファインマン著)(以上、岩波書店)ほか多数
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しーふぉ

10
ファインマンを知っていますか?量子電磁力学の研究によりノーベル賞受賞。原子爆弾の開発にも参加。夜中にノーベル賞受賞の知らせが電話で来ると、朝にしてくれと電話を切ってしまったエピソードが面白かった。講演を文字に起こしたものが多い。2013/08/13

Sato

8
講演などをまとめたエッセイ集。思ったままに語ってるように見えて、中身が詰まってる。ユーモアを交えて面白い。原文を読んでみたいが英語が・・・w2015/01/21

tama

4
図書館本 ファインマンシリーズで。更にチャレンジャー打上事故報告が読みたかったので。講演録がいくつか入ってる。「歴史の様々な叙述・・・は、政府の決めるべきことではない」「議論や批判を押し殺しておいて・・・これこそ答えだ・・・などと大威張りで断言するようなことをすれば・・・これから先長い間、人類を一連の独裁者どもに引き渡し、限りある現在の想像力の小さな檻に閉じ込めてしまう結果になる」。これ、この前に読んだ「反知性主義・・・」って本よりももっと深く、かつ明確に理解できるわ。2015/05/21

joyfuton

3
ファインマンさんの真面目な講演録。彼に関する本の中では一番おもしろかった。/特に「科学の価値」については全文コピーしたいほど、良いことが書いてあった。cf)「人はみな極楽の門を開く鍵を与えられているが、その鍵は地獄の門をも開く」/ナノテクの概念を投げかける話、ロケットの不具合について、哲学・教育についてなど、ファインマンさんの考え方がたくさん語られてて面白かった。物理の話題は少なめ。2013/09/25

かみけん

2
ノーベル賞受賞者のいろいろな分野のエッセイ集。専門領域にとらわれずあらゆることに科学的な懐疑心を持って論じることができる天才。一貫してぶれない芯を感じさせる。STAP細胞について評論しているかの錯覚に陥った。2014/04/22

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