感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
扉のこちら側
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2018年457冊め。1985年の国連婦人の十年会議に関する報告。157か国の代表が「2000年に向けての婦人の地位向上のための将来戦略」を採択した。この頃、アパルトヘイトがまだ行われており、イスラエルによりレバノンは爆撃され、アメリカはニカラグアに干渉していた。日本では10年の運動の末に家庭科の女子のみ必修に終止符が打たれたころ。それでもアラブ某国の記者が日本に来て「日本の女性はみな文字を読めるのに、社会でさっぱり活躍していない」と驚いたそうだ。（続）2018/08/07
Takao
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１９８５年１１月２０日発行（初版）。１９８５年の「ナイロビ世界婦人会議」の成果を受けてまとめられた。１９８５年は、１９７５年の「国際婦人年」からの「国連婦人の１０年」の最終年。「２０００年に向けての婦人の地位向上のための将来戦略」が採択された。本書刊行から３３年を経たが女性の地位は？ ナイロビ会議では、「平等・発展・平和」がテーマとされたようだが、いずれの課題も未だに未達成だと思う。今問題になっている、戦時性暴力、DVなどすでに本書で議論されている。2018/12/03
