出版社内容情報
人類が未だかつて経験したことのない高齢化社会が到来した.未曾有の社会変化の中で人はいかに生きるべきか.変化に応じた新しい価値と社会をどう創造するか.人類史的な視野のもとにこれらの問題を真正面から考察.
内容説明
未曾有の高齢化社会が到来する。われわれはどう生きればよいのか。人類史的視点から日本の現実をみつめ、問題の所在を確認しよう。
目次
1 「老い」と〈老いる〉のドラマトゥルギー
2 成熟社会のなかの「老い」―過疎地の老人たちをめぐって
3 若者が年をとるということ
4 放りだされている「老い」
5 老いの美醜
6 老い―生物と人間
7 人類史における老い
8 文明がつくる老いと病い
9 日本社会と老い―遠望
10 座談会 老いの発見1