出版社内容情報
激動の今,求められているのは確かな道しるべである.宇宙の誕生から現代にいたるまで,その成功と失敗の歴史から何を読みとり,何を継承していくか,21世紀に向けて人間はどう生きていくべきか,現代の課題を問う.
内容説明
「忙しい」を連発しながら過ぎていく日々。「豊かな日本」のなかで、私たちは、どれほど文化的であろうか。道楽を蔑視してきた日本人の歴史の謎に迫り、今こそ道楽を再評価し文化を我らにと訴えるユニークな文化論。
目次
第1章 「文化人」観の再検討―“文化を我等に”の今日的意義
第2章 「道楽」観の再検討
第3章 「遊び」観の再検討
第4章 生き甲斐と生活文化
第5章 文化生活を享受する権利