出版社内容情報
激動の今,求められているのは確かな道しるべである.宇宙の誕生から現代にいたるまで,その成功と失敗の歴史から何を読みとり,何を継承していくか,21世紀に向けて人間はどう生きていくべきか,現代の課題を問う.
内容説明
「子は天からの授かりもの」―。あらゆる生き物と共存しながら子を育んできた人類。その知恵をあとづけながら、子どもたちの行動と社会のありよう、人間にとっての教育の役割とは何かを問い直す。
目次
はしがき 子育てと教育
第1章 ヒトの子育てについて
第2章 習俗社会と子育て
第3章 教育と教化―高度農耕社会の子育て思想
第4章 公教育の思想―産業革命と子育ての組織化
終章 教育のとらえ直し―新しい世界秩序と子育て・教育