岩波ブックレット<br> 昭和を生きて

岩波ブックレット
昭和を生きて

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  • サイズ A5判/ページ数 62p/高さ 21X15cm
  • 商品コード 9784000031240
  • NDC分類 210.7
  • Cコード C0321

出版社内容情報

昭和の検証に情熱を燃やしつづけてきた作家と,思想・信条の自由を身をていして貫ぬき通してきた長崎市長が,生い立ち,外国人被爆者や戦争責任の問題,世界情勢,若者たちの未来への提言など熱っぽく語り合う.

目次

むごい時代としての昭和
戦争の暗さ自然の豊かさ
歴史が教えてくれること
抵抗博物館が語るもの
戦争の反省の上にたって
言論の自由と民主主義
世界的視野で考える

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

扉のこちら側

78
2016年873冊め。1990年に開催された「長崎旅博覧会」において、平和公園一帯の”愛と平和のゾーン”で行われた対談「昭和を生きて」の記録。長崎市長時代の昭和天皇の戦争責任発言で有名な故・本島氏と、ミッドウェー海戦での日米の全死者662人の調査を行ったノンフィクション作家の菊池氏ということで、なかなかな左寄り。ただ二人が作中で指摘している通り、もともとはこの二人は「真ん中」にいたはずなのに、いつの間にか世の中が右側にスライドしていったのだと思う。2016/10/24

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