岩波ブックレット<br> 長崎市長のことば

岩波ブックレット
長崎市長のことば

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  • サイズ A5判/ページ数 66p/高さ 21X15cm
  • 商品コード 9784000030861
  • NDC分類 319.8
  • Cコード C0336

出版社内容情報

凶弾をうけてなお揺がぬ姿勢を支えるものは何か――天皇の戦争責任をめぐる発言(1988年12月)を軸に,インタビューにこたえ率直に語るとともに,自ら生い立ちの記を綴る感動の書.この間の公式発言と記録をすべて収録.

内容説明

米ミサイルフリゲート艦の長崎港入港にあたって「核を絶対に持ち込まないというのが長崎市民と私の願い」との本島等・長崎市長の毅然たる態度は、天皇の戦争責任をめぐる発言(88年12月)とともに、大きな反響をよんでいる。長崎市長の発言を支えるものは何か―インタビューに加えて、この間の公式発言と記録を収録。

目次

インタビュー 戦争責任と未来
三つ子の魂百まで
発言(長崎市議会での答弁;「長崎市民平和憲章」;「長崎平和宣言」 1989年;核積載疑惑艦船入港反対に関する要望 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

扉のこちら側

76
2016年875冊め。昭和63年12月、長崎市長だった著者は議会で昭和天皇の戦争責任について述べたことで論争を起こした。マスコミが発言の一部を切り取ったことによるものだが、本来の発言の趣旨は「天皇にも戦争責任はあると思う。しかし日本人の大多数と連合国軍の意志によって責任を免れ、新しい憲法の象徴になった。私どももそれに従わなければならないと解釈している」​というもの。昭和天皇の容体が危ないという「自粛」ムードという時期柄もあってより炎上したのだろうが、著者の生い立ちからするとそう思うのも当然という気がする。2016/10/24

ハイサイ

0
真摯な言葉を何度も読む2003/03/22

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