岩波ブックレット<br> 町医者の戦後

岩波ブックレット
町医者の戦後

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  • サイズ A5判/ページ数 62p/高さ 21X15cm
  • 商品コード 9784000030465
  • NDC分類 304
  • Cコード C0336

出版社内容情報

日本の社会はなぜ民主化されないのか.差別をなくすには,どうしたらよいか.町の小児科医として子どもや母親,老人など弱者とともに戦後を生きてきた著者は,差別をやめるのは,知性人の義務だと強く訴える.

目次

開業医になる
もっとくわしい育児書がいる
ありがたい校正者
たえず新しく
ビデオつきの本
市民としての医者
生きている差別
民主主義とは何か
差別がなくならないのは
温情主義はムラのしきたり
日本人はみんな身内
ムラ意識はますますさかん
戦後40年の抵抗
差別をやめるのは知性人の義務

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

扉のこちら側

83
2016年734冊め。タイトルから想像していた「町医者奮闘記」的な内容とは違った。戦後に「育児書」というものを一般的に広めた存在(の一人)である著者が政治や世間に物申す内容。左利きの矯正に反対したり、「育児がファッション化している」という指摘を昭和60年代に指摘しているあたり先見の明がある。2016/09/18

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