出版社内容情報
資本主義の仕組を考えるための学生・市民に贈る入門的なテキスト.資本論研究の蓄積をふまえ,経済学の基礎となる理論の概要を平明に説く.経済の現実の構造や動向に留意しながら,現代経済学諸理論の特色を把握する.
内容説明
資本主義の経済をその仕組から考えなおすための学生・市民に贈る新しいスタイルの入門的なテキスト。資本論研究のこれまでの蓄積をふまえ、経済学の基礎となる理論の概要を簡潔・平明に説く。日本経済や世界経済の現実の構造や動向に留意しながら基礎理論を学習し、あわせて新古典派をはじめとする現代経済学の諸理論の特色をも把握できるように工夫されている。
目次
1 経済理論でなにを学ぶか
2 市場経済のしくみ
3 剰余価値の生産
4 資本の流通と再生産
5 利潤をめぐる競争
6 資本と土地所有
7 景気循環と経済危機