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出版社内容情報
水俣病で若くして死んだ歌人佐々木つた子さん.その遺詠百数十首は,希望を捨てず,やさしく強く生きた彼女の姿をよみがえらせると同時に,世界最大の産業公害を放置してきた政府,そして私たち自身の責任をも浮彫りにする.
内容説明
水俣病で若くして死んだ歌人佐々木つた子の遺詠百数十首が心をゆさぶる。
目次
はじめに いま、なぜこの歌を
1 二十九歳無名の死(死も生も大自然に託したり;水俣病で若くして死んだ佐々木つた子の歌;病気を捨てられるものなら)
2 水俣とむきあう(水俣病の原因究明の歴史;チッソの汚染責任確定への歩み―公害裁判;水俣病の病像とその認定をめぐって;国の責任、そして自分にとっての水俣)