出版社内容情報
「技法」としての経済学の基本をマスターするための,最大限の工夫がこらされたミクロのテキスト.微積分は使わず,豊富な図解と身近な例により経済学的思考の道すじがおのずと体得でき,応用力を養うのに最適な入門書.
内容説明
ミクロ経済学について書かれた本は数多くあるが、どの一書を選択するかは学習の効率を大きく左右する。本書は、読者が無意味な忍耐力を発揮しなくてもすむように配慮しながら、“技法”としての経済学の基本をマスターするための工夫をこらし、微分・積分などの数学は避けて豊富な図と身近な例を用いている。新しく学ぶ用語や概念が容易に理解でき、経済学的思考の道すじがおのずと体得できる初級テキスト。数学を用いる中級テキストへの入門書としても最適である。
目次
第1章 ミクロ経済学の論理と方法
第2章 市場機構と需要・供給
第3章 消費者と需要
第4章 消費者行動と需要曲線
第5章 消費者需要理論の応用と拡張
第6章 企業行動と生産関数
第7章 企業行動と費用曲線
第8章 企業の長期費用曲線と市場の長期供給曲線
第9章 完全競争市場と効率性
第10章 不完全競争市場
第11章 生産要素市場
第12章 市場機構の限界