万葉以前―上代びとの表現

万葉以前―上代びとの表現

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  • サイズ B6判/ページ数 421p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000021418
  • NDC分類 910.23

出版社内容情報

聖徳太子の十七条憲法・記紀・万葉集――上代文学は中国文学の受容を得てどのような表現に及んだのか.秋田城跡の木簡や西域トルファン文書に関する新資料をも駆使するなど,絶えざる発見を重ねている碩学の最新論集.

目次

第1章 太子聖徳の文藻
第2章 近江朝前後の文学その1―詩と歌
第3章 近江朝前後の文学その2―大津皇子の臨終詩を中心として
第4章 文字の揺れ―天武飛鳥朝「新字」撰定の周辺
第5章 『古事記』周辺
第6章 上代官人の「あや」その1―外来説話類を中心として
第7章 上代官人の「あや」その2―「類書」をめぐって
第8章 海東と西域―啓蒙期としてみた上代文学の一面