平賀源内を歩く―江戸の科学を訪ねて

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000019323
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0021

出版社内容情報

異端の天才・源内の魅力ははかりしれない.エレキテル,万歩計,軽気球,物産展…,本書はその幾多の発見・業績をいま冷静に検証する.孤高の挑戦の光と影とは何か.それは江戸の科学をいかに進歩させたのか.

内容説明

本書は平賀源内がかかわったいくつかの発明について、その実態を明らかにすることにより、江戸時代の技術が国際的に見て、どのような高さや位置にあったかを検証しようと企てたものである。

目次

五一年の生涯
万歩計とその周辺
日本初の物産展「東都薬品会」
物産展報告書『物類品〓』
離藩後は「他への仕官お構い」
神田界隈二〇年の住居跡
芒消問題が人生の転機
秩父へ深入り―石綿を求めて
秩父鉄山挫折の理由
温度計の歴史、ガラスの歴史
エレキテルと発明家保護
軽気球と金唐紙
亜鉛と真鍮―源内と藤左衛門
田沼時代再評価

著者等紹介

奥村正二[オクムラショウジ]
1913年滋賀県生まれ。1937年九州大学工学部卒業。技術史家・弁理士。戦後、半世紀以上、神田に在住
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

トムトム

9
平賀源内ラブが伝わってきた。最先端の舶来品、温度計をみた源内さん。「ん?これ作れるねぇ」。天才だったんだなぁ!2019/11/13

Ayane

1
太古の昔から舶来の文化や技術を取り入れて独自のものに昇華させる才能に長けていた日本人。平賀源内もそのような先鋭的感覚の持ち主であり、日本科学界に多くの偉業をもたらした。鎖国時代の特徴として新しいものが受け入れられにくい世の中だったにも関わらず、例外的にそれらを奨励した田沼意次の権力時代に生きたことも大いに幸いしただろう。悲しくも刃傷沙汰を起こして獄死する源内。現代科学の恩恵に与る日本人としてその激動の人生をぜひとも訪ねてもらいたい。2016/06/19

ちば

1
ここでの100冊目にするため放置してました(^w^) 源内先生やっぱりすごい人です。2014/06/02

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