脳力(のうりき)のレッスン〈2〉脱9.11への視座

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脳力(のうりき)のレッスン〈2〉脱9.11への視座

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  • サイズ B6判/ページ数 276p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000018197
  • NDC分類 304
  • Cコード C0031

内容説明

「脳力」とは、「物事の本質を考え抜く力」。九・一一の同時多発テロが起こって、アメリカはアフガニスタン攻撃からイラク戦争へと前のめりで不条理な戦争を続け、泥沼のイラク情勢のなかで、「力こそ正義」の論理は破綻しています。国内では戦後六〇年の節目を境にして、「郵政民営化」を問う小泉劇場の総選挙で自民党圧勝、続く安倍政権では与党大敗と政局の混迷をもたらしました。九・一一後の世界に向けてユーラシアのパワーゲームが始まっているなか、船出の時を迎えて、大空から世界を見渡す鳥の眼と、しっかりと地面を見つめる虫の眼で、日本の立ち位置を確認し、航海のヒントをお届けします。

目次

1 脱九・一一の世界への視界―時代の空気に向き合う
2 現代資本主義の死角
3 ユーラシアの新潮流
4 迷走するアメリカ
5 小泉・安倍時代の日本との並走
6 歴史に胆力を学ぶ

著者等紹介

寺島実郎[テラシマジツロウ]
1947年、北海道生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科修士課程修了。株式会社三井物産入社。調査部、業務部を経てブルッキングス研究所(在ワシントンDC)に出向。その後、米国三井物産ワシントン事務所長等を経て、現在、財団法人日本総合研究所会長、三井物産戦略研究所所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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