日本語レトリックの体系―文体のなかにある表現技法のひろがり

日本語レトリックの体系―文体のなかにある表現技法のひろがり

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  • サイズ A5判/ページ数 421,/高さ 22X16cm
  • 商品コード 9784000016834
  • NDC分類 816.2
  • Cコード C1081

出版社内容情報

文体のなかにあるさまざまな表現技法の働きと効果を正確に測ることで,名文の雰囲気を支える言語機構を解明することができる.近・現代の文学作品を素材として,日本語における文章表現をレトリックの観点から分析.

内容説明

言語作品に接してひとはなぜ感動するのだろうか。文体のなかにあるさまざまな表現技法の働き・効果を正確に測ることによって、いわゆる名文の雰囲気を支える言語機構を解明することができる。近・現代の文学作品を素材として、日本語における文章表現をレトリックの観点から記述・分析し、日本語レトリックの体系の確立を図る。

目次

序説 レトリック原論(人のいる表現風景;レトリック研究の問題;目的;対象;手段)
第1部 展開のレトリック(配列;反復;付加;省略)
第2部 伝達のレトリック(間接;置換;多重;摩擦)
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