東洋史と西洋史とのあいだ

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  • サイズ B6判/ページ数 300p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000014618
  • NDC分類 209
  • Cコード C0022

出版社内容情報

西欧中心の見方に立つ従来の西洋史の根本的書換えを主張し,社会経済史と人文地理の立場から試みた新しい世界史の素描.特にジンギスカンの大帝国建設や火砲の歴史的影響を論じながら,地中海世界の統一的把握を提言.

内容説明

単一の世界、複数の世界。西欧中心の見方に立つ従来の西洋史の根本的書換えを主張し、社会経済史と人文地理の立場から新しい世界史を素描。特にジンギスカンの大帝国建設や火砲の歴史的影響を論じながら、地中海世界の統一的把握を提言。

目次

第1部 東洋史と西洋史とのあいだ―世界史と世界地理との交渉(いわゆる「既知の世界の拡大」;単一の世界、複数の世界;オリエント=地中海世界とヨーロッパの地位の変遷)
第2部 アラブのシチリア、ノルマンのシチリア―オリエント=地中海文化史の縮図(アラブのシチリア;ノルマンのシチリア;世界史と遊牧民族―チンギス汗の覇業を中心としての人文地理学的考察)
第3部 世界史と遊牧民族―チンギス汗の覇業を中心としての人文地理学的考察(「時」は審判官であるか;モンゴルを蛮族視する通説;沙漠の交通地理的な意味;遊牧民の戦闘力の構造;彼らは破壊的であったか;彼らの利用しえた文化の水準;遊牧民と隊商商業との結びつき;通商路の治安維持者としてのモンゴル政権)
第4部 西洋の古地図に登場する「日本の兵士」と東・西の傭兵隊(銃士としての日本人傭兵;忘れられた兵器;他国に仕える「魂の偉大さ」と「献身の無数の例」;売られた兵隊;不適当な教材?)

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