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使い捨てられる若者たち―アメリカのフリーターと学生アルバイト

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  • サイズ B6判/ページ数 283,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000014007
  • NDC分類 366.025
  • Cコード C0036

内容説明

なぜ多くの若者たちが、いつまでも低賃金・低地位、不安定な労働に追いやられてしまっているのか。北米のファストフード店とスーパーマーケットで働く10~20代の若い店員や先輩従業員たちへの詳細な聞き取りをもとに、「出口なし」状態の職場やその労働組合の実情を赤裸々に描き出す。若者たちの生々しい労働経験、状況分析、解決策の提案が盛り込まれた本書は、同様にサービス社会化が急速に進行する日本において、若者の就職問題や労働組合の実情を考えるにあたって、いま、必読の書である。

目次

第1部 若者と労働(サービス部門の現場では)
第2部 職場の若者(店舗単位の連帯;スーパーマーケットにおける年齢;腰かけ仕事の文化)
第3部 労働組合の若者(組合活動のアウトサイダーたち;若者の労働組合;サービス残業をどう解決するか)

著者等紹介

タノック,スチュアート[タノック,スチュアート][Tannock,Stuart]
1969年生まれ。スタンフォード大学大学院博士課程を修了。現在はカリフォルニア大学バークリー校大学院教育学研究科の講師。研究対象は、労働・社会運動ならびに若者文化など

大石徹[オオイシトオル]
1970年生まれ。芦屋大学教育学部教育学科専任講師。慶應義塾大学文学部卒業。東京都立大学大学院社会科学研究科社会人類学専攻修士課程修了。同大大学院社会科学研究科社会人類学専攻博士課程単位取得退学。マック仕事(ファストフード店や小売店の労働)や都市のモニュメントなどについて研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みやびん

2
日本の雇用問題にも通じる話が多いのでわたみやモンテローザの関係者は一読すべき2012/07/09

うり坊助

1
アメリカでのスーパー界を知れる本。翻訳本。正直内容が細かすぎる、活字祭りで読むのが大変でした。 2006年に出版されたので今(2022年)だとだいぶ変化してる可能性あり。 アメリカでのスーパーという職業はあまりいい役職と思われない。若者たちは自分の目標のために食いつなぎといて働く一方、いい年までここで働いてると、努力できなかった成れの果てと思われる。若者組は午前、老人組は午後でシフトが異なるためお互いに世代間の違いの悪口で盛り上がる。 面白かったのですが内容量が多すぎるのでもう読まないかも。2022/01/26

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