芸術における東洋と西洋

芸術における東洋と西洋

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  • サイズ B6判/ページ数 182p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784000006149
  • NDC分類 704
  • Cコード C0070

出版社内容情報

西洋美術の刺激をうけ,自然をつかみとる東洋の魂を結晶させた巨匠たち――鉄斎,土牛,魁夷.「宇宙的宗教感情」を芸術世界に探り続けて逝った著者の,美をめぐる珠玉の論集.高山辰夫,平山郁夫,白川義員論ほか所収.

内容説明

富岡鉄斎、奥村土牛、須田国太郎、東山魁夷、平山郁夫、高山辰雄、白川義員…そして庭苑、茶の湯。「宇宙的宗教感情」を追い求めた哲学者の愛した美をめぐる論攷。

目次

鉄斎
奥村土牛・人と芸術
須田国太郎
東山魁夷 唐招提寺障壁画
平山郁夫の世界
高山辰雄
写真家 白川義員
庭苑―美学的一試論
穢土と浄土
道としての茶と芸術としての茶

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

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奥村土牛の絵を見たことがないが、その凄さの片鱗が窺われる一節がある。バレリーナ谷桃子の弁「絵の<踊り子>には、何か踊る者の心の奥の曖昧に、キラリと光をあてられたような羞恥さえ感じられ、先生は怖いと思いました」(p.45)。これが土牛芸術の本質だ、との由。いつか、本物を見てみたいと思った。2012/04/12

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